福島市土湯温泉／どぶろく、シードルの醸造所がグランドオープン！

土湯温泉街に醸造所「おららの酒BAR・醇醸蔵」（おららのさかば・じゅんじょうぐら）がグランドオープンしました。土湯温泉の情緒あふれる街並の中心部にある近代アートが融合したような建物が目印。

そこで造られるお酒は「どぶろく」と「シードル」。原料は、それぞれ自社で生産しているお米と市内の果樹園農家のリンゴを使用。まさに地産地消のお酒です。材料にこだわり、一つひとつの工程を手間隙かけて丁寧に仕込むからこそ、手造り感の味を存分に堪能できます。気になる「どぶろく」の味わいは、つぶつぶの米麹の甘味とガスの効いたピリピリ感が口の中で広がるインパクトのある風味になっています。

「どぶろく」は甘口、辛口の2種類があり、1本600円（税別）、「シードル」は1本500円（税別）で販売しています。当醸造所での販売は、土・日曜、祝日のみですが、「道の駅つちゆ つちゆロードパーク」などでも購入が可能。また、これらは、今回同じくグランドオープンした「おららのコミセ」でも提供しており、土湯の四季折々の景観を楽しみながら呑むこともできます。

吾妻連峰に囲まれた自然豊かな土湯温泉。「土湯の人は、酒とともに語り、酒とともに支え合い、酒とともに笑ってきた。再びお酒で賑わう温泉街を取り戻したい」と話す加藤社長。大願を込めてオープンした当醸造所は、「おららのコミセ」と共に土湯温泉街の復興のシンボルとして期待されています。

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