※ 写真、左は郡山市で開業されている田中宗次郎先生、
右はまだ学生だった小生。
1998年4月、郡山シティマラソンに学生の有志数名で
鍼灸マッサージのボランティアで行ったとき、
控え室で誰かに撮ってもらったトイカメラ風の写真。
この時は福島県鍼灸師会の先生と学生がペアになり
レース参加者にフィジカルケアを行いました。
この間のゴールデンウイークは、さすがに20年余りも触ってない書類や本は不要だろうと思いたち
丸々1日を書類や資料の整理にあてました。
専門学校のときの卒業見込み判定試験や、歴代受け継がれてきた誰かわからない人の過去問、
数年分の国家試験過去問題集なども見返すことはないだろうと思い処分しました。
その他、専門学校の図書館で山のようにコピーした難経、鍼灸甲乙経、鍼灸資生経、
代田文誌の鍼灸真髄、深谷灸法などなど。
「こんなに難しい本を読んでたのか・・・??
ほとんど記憶してないのに処分していいのか?」とも思いましたが・・・(オイ!笑)
ただ、中にはエモーショナルすぎて捨てられないものもあり
前述の写真などがそうした。
田中先生は、口数が多いわけではないけど柔らかな口調や声がクセになる雰囲気で
父性を凝縮したような方でした。笑
また、知識が多岐にわたり博学だったのをよく覚えています。
それと腕毛の濃さとは裏腹にアタリの柔らかな手掌も印象的でした。
郡山シティマラソンのボランティア参加の数ヶ月後、
同じ郡山で全日本鍼灸学会・北海道東北ブロック学術大会というものが開催され
田中先生はそこで『胃痛に対する中医学からのアプローチ』という口演を発表しました。
もちろん会場で拝聴しました。
どんな分野でも、初学のころ良き師匠に出会えるかどうかは
その後の思考や方向性、価値観に大きく影響するため非常に重要だと思います。
鍼灸という業種でしたら、治療方針や方法、倫理観、道徳観、死生観に
多大な影響を及ぼします。
誰もが日々アップデートはしていくんですが、
ルーツに戻れる人や場所や方法があるかないかは軽視できないかもしれませんね。
そういった意味で、田中先生は私にとって最初でしかも絶大なインフルエンサーだったように思います。
閑話休題、奇しくも今週末に全日本鍼灸学術大会・宮城大会が開催されます。
普段はこの種の学術大会には消極的なタイプなんですが
今回は良いタイミングが重なりまして
日曜日だけですがなんとなく参加しようと思います。笑
従いまして、5月26日(日)は全日本鍼灸学会学術大会に
参加するため
すべての予約を承ることができません。
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